千葉県のウクライナ避難民への支援内容
こんばんは、小池正昭です。
知床半島を巡る観光遊覧船が行方不明となった事故。
乗っていた26人のうち11人が発見されましたが、死亡が確認されたとのことです。
そのうち一人は3歳の子供で、親子で乗船していたとのことに深い悲しみを覚えます。
お亡くなりになった方のご冥福をお祈りするとともに、残る15人の方が一刻も早く発見されることを祈るばかりです。
報道によると、本来であれば出船できる天候でなかったにもかかわらず無理に出航したとのことに、「なぜ」という大きな疑問が生じます。
事故の状況の把握にも困難があるようですが、捜査関係機関には今後の事故を防ぐためにも徹底した原因究明を求めたいと思います。
さて、本日千葉県は、「ウクライナから避難されてきた方々への支援について」発表しました。
内容は以下の通りです。
- 県内に避難されてきた方の世帯・人数(4月25日時点)
17世帯、37人(※ 県内市町村が把握する人数等を集計したもの) - 支援の概要
(1)避難されてきた方等への相談対応
避難されてきた方、または、避難者の身元引受人からの、日本での避難生活に関する相談に応じます。
相談窓口:千葉県外国人相談 043-297-2966
受付時間:月曜~金曜 9時~12時、13時~16時
(2)県営住宅の提供
住居として県営住宅を提供します。また、入居に際し、生活に必要な家具・家電等の提供も行います。
また、県営住宅に入居するまでの間の一時滞在施設の提供を行います。
県営住宅:78戸確保(4/25現在)
家具等:照明器具、ガスコンロ、冷蔵庫、洗濯機、カーテン、食卓セット、寝具等(12品目)
(3)見舞金の支給
避難されてきた方に当座の資金として、1世帯につき10万円の見舞金を支給します。
(4)翻訳機器の貸与
コミュニケーションを支援するため、翻訳機器(ポケトーク S)を1人につき1台無償貸与します。
翻訳機器:20台確保(4/25現在)
(5)教育支援
県立学校への受入れについては、避難されてきた方の居住地や学校教育に関する希望を考慮しながら、外国人児童生徒等の受入実績がある学校への受入れを進めていきます。
また、避難されてきた方の語学力などの状況に応じて、きめ細かな学習支援を行います。
(6)民間企業、ボランティア等との連携
避難されてきた方の生活支援に向けて、市町村、民間企業、ボランティア等との連携を進めます。
(7)その他
上記のほか、避難されてきた方の実情等に応じて、必要な支援を提供していきます。
今後も千葉県として積極的に必要な支援を実施して欲しいと考えています。
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