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2022年5月19日 (木)

不登校児童生徒への支援の必要性 条例化を検討中です

こんばんは。

今日は気温が上がり日中は上着も必要のない1日でした。
特に湿度が低かったため気温の割には過ごしやす1日となりました。

午前中から物流関係の打ち合わせなどが続きましたが、成田空港周辺への企業進出意欲が依然として高いことを感じます。
一方で、新型コロナウィルス感染症により旅客が大幅に落ち込んだ中で、航空貨物の需要が高まり過去最高を記録した成田空港ですが、運送関係事業者によると、ここ最近は若干落ち着きも見られるとの意見もありました。

また物流関係では何と言っても燃料費の高騰が経営を直撃しているとのことで、地域経済としては貨物扱量の増加を手放しで喜べない側面もあります。

ウクライナ情勢により今後も資源高が続くと予想されている中で、空港関連のみならず各産業の動向には引き続き注視していかなければならないと感じた次第です。

午後からは主に不登校児童生徒の支援に関して条例化の検討作業を進めました。

少子化が進む一方で、不登校となっている児童生徒の増加が続いています。
新型コロナウィルス感染症による教育環境と家庭環境の変化も子供たちに大きな影響を与え、不登校児童生徒を増加させた要因の一つとしても考えられています。

国では、教育機会確保法を制定し学校以外の場における学習活動や体験活動を”教育活動”と認めました。
そして不登校児童生徒の社会的自立を目指すという考え方が示されています。

しかしながら、義務教育の実施主体である地方自治体の取り組みはまだまだ途上であり、公の議論も決して盛んではありません。

千葉県においては、市町村によって問題意識にも差があり、不登校児童生徒及びその保護者への支援やフリースクール等を運営している団体等との連携も十分ではない現実があります。

これらの状況を鑑みて、県としての施策を明確にして総合的に教育環境を充実させるためにも条例化の検討を進めているところです。
条例の条文の作成に当たっては苦労している部分もありますが、引き続き検討を重ねて全国初の条例制定に向けて活動していまります。

明日は議会開会に向けて議会運営委員会が開催されます。
併せて先日報道された県議会本会議における議員の規律保持の問題についても議論される予定です。

千葉県議会に対して多くのご批判もいただいたことを真摯に受け止めて、県民の皆様からの信頼を回復につながるように議論を進めてまいる所存です。

千葉県議会議員 小池正昭

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