通学路危険個所の対策実施済み73.6% 真の安全を確保するためには継続した対策が求められます
こんばんは。
今日は午前中に主に事務作業や役員を務める社会福祉法人の打ち合わせ。
午後からは、成田土木事務所において市内自治会からの道路修繕の要望活動に同席しました。
要望の内容は、利根川堤防沿いの幹線道路国道356号線において、大型車両の通行が多いため道路の傷みがひどく振動などによって沿線の住民の方々の生活上で支障があるというものでした。
私からは、現地の状況を調査して早期に必要な対策を実施していただくようにお願いしたところです。
その後は参院選に向けての挨拶回り。
時間を有効に使いながら、議会への準備と参院選への対応をこなしてまいりたいと思います。
さて本日、小学校の通学路の安全対策の実施状況が公表されました。
昨年6月に八街市で発生した飲酒運転のトラックが下校中の児童の列に突っ込み5人の児童を死傷させてしまったという痛ましい事故を受けて、小学校の通学路の一斉安全点検が実施され県内の危険個所として3,495個所が抽出されています。
この危険個所に対して令和4年3月末までに対策が実施されたのは2,573個所とのことです。率にすると73.6%。
この結果を見て思うのが、いつも事故が起きてから対策が実施されるという事後対策。
それから実施済みの2,573個所の対策内容ですが、果たして真に安全が確保された状況に改善されているのかという事。
この短期間に7割以上の対策が実施されたという報告ですが、本来あるべき安全対策ではなく、まずは「出来る範囲での対策」に留まっているものが多いのではないかと感じています。
そのため、まずは応急的な対策で安全を確保しながらも、更に追加対策の実施が求められる個所について継続して取り組むように強く要請していかなければなりません。
交通状況は年々変化しています。
そのため行政は、危険個所を定期的に把握して抽出し、そしてその対策を実施していくという継続的な取り組みが求められます。
八街市で発生したような悲惨な事故を二度と起こさせないように、飲酒運転の根絶と歩行者の安全対策を引き続き強く求めてまいります。
千葉県議会議員 小池正昭
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