昨日と今日は色々と意見交換
こんばんは。
今日で6月も終わり。
今年は気候的にみると歴史的な暑さの6月となりました。
この暑さによる影響は様々にありますが、あまりにも暑すぎると農作物への影響も出てきます。
野菜、そしてお米にとっても高温障害により「白濁」などの懸念もあるため平年並みに気温が落ち着き、また適度の雨も期待したいところです。
そして今後気になるのが大雨。
今年の梅雨が記録的な少雨であったため今後災害級の大雨も警戒しなければなりません。
これまで防災と減災に努めてきていますが、皆様にも常に備えをしていただくようにお願いいたします。
さて、昨日はJAグループの通常総会に出席。
農業会議の会長として対外的な初の仕事となりました。
役員の方々とは、日本の農業の在り方、そして千葉県内の現状の問題など意見交換しましたが、食料安全保障への関心が高まっている今こそ、思い切った政策の実施が必要であると感じています。
国にとって「食」を守ることは国防にもつながる、という意識をもって持続的に発展する農業を目指して注力してまいりたいと思います。
午後からは成田商工会議所の通常議員総会。
そして総会後は懇親会。感染防止策を講じながらではありましたが、3年ぶりに各企業の方々と意見交換させていただきました。
その中で電力に関する話題がありましたが、今後の日本の発電比率について、理想を追いながらも現実的かつ確実な電力の確保を目指さなければならないと考えています。
県民が安定的に生活できる環境を維持することなもちろんですが、企業等にとっても安定つ継続的に企業活動が行えるようなインフラ環境を整備しなければなりません。
新たな企業誘致に際しても安定的な電力の確保は必須です。
そして、現在の電力需要のひっ迫は大きな問題ですが、更に需給がひっ迫すると予想される冬の電力確保が大きな課題でもあります。
節電が叫ばれ多方面における協力が現在を支えていますが、今日の意見交換において、湾岸地域を中心に発電所を多く抱える千葉県としても、電力関係事業者と連携しながら電力の安定供給に努めていく必要性を強く感じたところです。
それから今日は、地元成田市の観光行政や伝統行事の継承についてなど、熱心な方からご相談を受けました。
一市民として長年積極的な活動をしていただき、また関係機関にも多くの助言を頂いています。
ただし現状に対しては、一部において不満と将来への不安も感じているとのことで、問題点も多くご指摘いただきました。
行政の取り組みだけで全てが解決できるわけではありません。
民間の企業や団体の活発な活動と成長、そして市民の方々の日ごろの積極的な参画などによって都市も成長していきます。
コロナ禍で様々な問題も顕在化してきた中で、新たな成長を確実なものとしていくため、行政による必要な施策の展開と企業や団体、そして市民が一体となって都市の発展を指向する環境づくりを、政治に携わる身として取り組まなければならないと感じた次第です。
引き続き頑張ってまいります。
千葉県議会議員 小池正昭
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