農林水産常任委員会 委員会後には県内2カ所を視察
こんばんは。
今日は農林水産常任委員会。
審査する議案はありませんでしたが、先日の降雹被害への対応、水産物の状況など、各委員から積極的な質問がありました。
千葉県の農林水産業が幅広く、産業として、また地域にとって非常に重要であることを物語っていたと思います。
そして午後からは現地視察。 はじめは、私の地元成田市で先進的に水田を活用した子実用とうもろこし(飼料、加工原料等)に取り組んでいる小泉輝夫さんを訪ねて直接お話を聞きました。
米価の下落、担い手不足、耕作放棄などの問題に直面している中で、平成26年から新たな取り組みを始めたとのこと。
これまで様々なご苦労があったとのことですが、国からもその技術と実績が認められ、小泉さん曰く「日本の農業にとって大きなきっかけになる」とお話しされていたことに、心強さを感じたところです。
そして常に自ら積極的に新たな挑戦を続けるお姿には頭が下がる思いがしました。
食料安全保障の問題が顕在化している中で、日本農業のあり方を根本的に議論していかなければならないことを切実に感じている昨今です。
続いては、完成から50年以上経過した手賀排水機場の更新事業についての視察。
手賀沼周辺では、流域人口が増大し地盤沈下の影響もあり、排水機場が本来の機能が果たせなくなっています。
昨今の大雨により水害のリスクも高まっていたことから、国、県、関係市町、土地改良区がしっかりと連携して排水機場の更新事業が決定し、昨年度から事業に着手しました。
事業費400億円、令和14年度までの大規模事業ですが、順調に進捗し流域の水害防止に備えた施設として完成することを期待しています。
いよいよ県議会も来週の本会議を残すのみとなりました。
ただし、21日の最終日は追加議案が上程されること、また議会人事に動きが出ることなどから慌ただしくなりそうです。
参院選挙の対応に時間を割きながら、議会閉会に向けても精力的に活動してまいります。
千葉県議会議員 小池正昭
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