成田小学校の運動会を見学 茂原市の浸水被害は施工者と県の責任が問われる可能性
こんばんは。
今日で9月も終わり。そして令和5年度も丁度半期となりました。
振り返れば前半は選挙などで忙しい日々でしたが、ゴールデンウィーク明けには新型コロナウィルスも感染法上の分類が5類に変更となり、徐々にコロナ禍前の日常に戻って来たと感じます。
最近では多くのイベントが復活し、特に週末には各地で開催されるイベントや催事に出席・参加することが増えてきました。
その分、多くの方々との交流も増加し直接ご意見などを頂く機会をいただいています。
そして明日からは10月。秋真っ盛りのイベントシーズンに突入しますので、引き続き多くの方々と交流できる機会に積極的に参加して参りたいと思います。
さて今日の午前中は、今年創立150周年を迎えた成田小学校の運動会を見学。
コロナ禍であったため久しぶりに小学校の運動会を間近で見る機会ともなりました。
時折、まだ夏の日差しを感じる天気の中で、各プログラムに参加する元気な子供達の姿を拝見することができました。
保護者の方々や地域の方々も子供達を見る眼差しは優しく、そして多くの拍手もあり、心和む微笑ましい運動会に私も癒された思いです。
一件、県からあった発表について私見を述べます。
台風13号接近に伴う大雨により、茂原市内を中心に甚大な浸水被害が発生したことは以前からお知らせしてきましたが、その要因である一宮川で現在施工中の護岸工事において、本来あるべき土嚢が設置されていなかった個所があることが判明しました。
当初県は、茂原市から土嚢未設置の指摘を受けながらもそれを否定していましたが、調査の結果、大雨当日において5カ所において土嚢が設置されていなかったなどで必要な高さを確保しておらず、増水した一宮川から市街地へ河川の水が流入した可能性が高いと思われます。
県としては、調査のための委員会を立ち上げるとのことですが、現時点でも施工者責任と発注者責任、河川の管理者責任が問われる事態であると考えます。
この護岸工事については、2月議会で補正予算が編成され工事費を大幅に増額した経緯があります。
その際に明らかになったのは、設計段階から地盤の調査が不十分であったことです。
また発注段階においても、全長4㎞の工事延長を2分割しながらも、いずれも同一企業体が落札してたことなども疑問視する声がありました。
甚大な被害となった今回の一宮川流域の浸水被害ですが、その原因を単に記録的な大雨として受け止められない事態となり、その原因と責任を明確にし中ればなりません。
県当局には、事実を明確にしてうえで適切な対応をとることを求めて参ります。
千葉県議会議員 小池正昭
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