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2023年9月30日 (土)

成田小学校の運動会を見学 茂原市の浸水被害は施工者と県の責任が問われる可能性

こんばんは。

今日で9月も終わり。そして令和5年度も丁度半期となりました。
振り返れば前半は選挙などで忙しい日々でしたが、ゴールデンウィーク明けには新型コロナウィルスも感染法上の分類が5類に変更となり、徐々にコロナ禍前の日常に戻って来たと感じます。
最近では多くのイベントが復活し、特に週末には各地で開催されるイベントや催事に出席・参加することが増えてきました。
その分、多くの方々との交流も増加し直接ご意見などを頂く機会をいただいています。
そして明日からは10月。秋真っ盛りのイベントシーズンに突入しますので、引き続き多くの方々と交流できる機会に積極的に参加して参りたいと思います。

Img_8398 Img_8403 Img_8395 さて今日の午前中は、今年創立150周年を迎えた成田小学校の運動会を見学。
コロナ禍であったため久しぶりに小学校の運動会を間近で見る機会ともなりました。
時折、まだ夏の日差しを感じる天気の中で、各プログラムに参加する元気な子供達の姿を拝見することができました。
保護者の方々や地域の方々も子供達を見る眼差しは優しく、そして多くの拍手もあり、心和む微笑ましい運動会に私も癒された思いです。

一件、県からあった発表について私見を述べます。

台風13号接近に伴う大雨により、茂原市内を中心に甚大な浸水被害が発生したことは以前からお知らせしてきましたが、その要因である一宮川で現在施工中の護岸工事において、本来あるべき土嚢が設置されていなかった個所があることが判明しました。
当初県は、茂原市から土嚢未設置の指摘を受けながらもそれを否定していましたが、調査の結果、大雨当日において5カ所において土嚢が設置されていなかったなどで必要な高さを確保しておらず、増水した一宮川から市街地へ河川の水が流入した可能性が高いと思われます。
県としては、調査のための委員会を立ち上げるとのことですが、現時点でも施工者責任と発注者責任、河川の管理者責任が問われる事態であると考えます。

この護岸工事については、2月議会で補正予算が編成され工事費を大幅に増額した経緯があります。
その際に明らかになったのは、設計段階から地盤の調査が不十分であったことです。
また発注段階においても、全長4㎞の工事延長を2分割しながらも、いずれも同一企業体が落札してたことなども疑問視する声がありました。

甚大な被害となった今回の一宮川流域の浸水被害ですが、その原因を単に記録的な大雨として受け止められない事態となり、その原因と責任を明確にし中ればなりません。
県当局には、事実を明確にしてうえで適切な対応をとることを求めて参ります。

千葉県議会議員 小池正昭

 

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2023年9月29日 (金)

成田市場の輸出手続き ”ワンストップ化”の課題に取り組みます

こんばんは。

日本時間の早朝に行われたラグビーワールドカッププールD、日本代表の対サモア戦。
日本代表としては決勝トーナメントに進むためにも絶対に勝たなければならない一戦でしたが、見事に勝利を収めてくれました。
嬉しと思うのと同時に、次の対アルゼンチン戦に向けての緊張感も湧いてきています。
アルゼンチンは、ランキング的にも格上ですが、自力を高めた日本が勝利、そして決勝トーナメント進出を果たすことを信じています。

さて今日は議会が休会であったため地元での活動となり、ほぼ一日来客や打ち合わせ等が続きました。
その中で、青果を扱う事業者の方から成田市場における真の「
輸出ワンストップ化」への取り組みについてご意見をいただきました。

具体的には、放射能検査が義務付けられている国や地域への輸出の際、現在その検査機関が千葉市内にあるため手間と時間が掛かっていること。
それから原産地証明書についても市場内では発給できず、現在成田商工会議所での申請、発給となるため、これも”ワンストップ”となっていないというものでした。

放射能検査については、恒常的な対応ではないという見方もできることから、成田市場内に設備等を設けて検査を行うためトータル費用を考えると現状の対応は仕方ないとも感じたところですが、課題として認識して行きたいと思います。

原産地証明書については、電子申請が可能ではないかとの思いもあり早速成田商工会議所に問い合わせたところ、既に同じ課題意識を持っていて、その解決のための議論もしていただいていました。
現時点ではまだ新たな対応について結論が出ていませんが、引き続き原産地証明書発給手続きの迅速化が実現するように求めていきたいと思います。

今日は多くの方々と様々な打ち合わせをした一日で、短時間での頭の切り替えで疲労感を感じますが、関わる分野を限定せずに幅広い分野の問題点を把握しながらその解決のために活動を続けてまいります。

千葉県議会議員 小池正昭

 

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2023年9月28日 (木)

子供たちが身近に文化芸術を鑑賞・体験できる機会を!

こんばんは。

県議会は今日で一般質問の日程を終えました。
週明けから常任委員会が始まりますが、その先陣を切って所属の環境生活警察常任委員会が開催されますので、負託される議案と所管の事業等について調査し臨んでいきたいと思います。

さて、今日も本会議の合間を縫って打ち合わせなどが多くありましたが、自民党政務調査会で「NPO法人子ども劇場千葉県センター」の役員の方々をお迎えして、事業の説明を受けて意見交換しました。

子ども劇場千葉県センターでは、県内各地域組織と連携して、0歳から幅広い年齢層の子どもたちに、文化・芸術を直接鑑賞、体験する機会を提供し、また18歳までの子供たちを対象にした電話相談チャイルドライン千葉(TEL 0120-99-7777)と、子育て世代の保護者等を対象にした電話相談ママパパラインちば (TEL 043-204-9390)も事業として行っています。

0a319e75d12149ddeaed99df22b891a8300x167 コロナ禍の約3年間は社会が大きく変化し、また子供たちも様々な体験の機会を失ってしまいました。
子ども劇場千葉県センターもその主な活動が展開できず、舞台芸術の役者さんたちにとっても活躍の場を失うなど、多難な時間でした。
そしてようやく政府も子育て支援に本腰を入れるようになり、社会全体で子育て環境を充実させようとの機運も高まってきた中で、経済状況や地域差、あるいは様々な境遇など、異なる環境で育つ子供たちに、舞台芸術などを通して夢や感動を与えられるような環境をつくっていく必要があると考えています。

477007517e1ba00cacac4c2fe81129cdscaled 今日の意見交換の中でも、県内の特別支援学校を含む各小中学校、そして幼稚園や保育園、子ども園に通う子供たちを対象にするのはもちろんですが、児童相談所の一時保護施設や児童養護施設で生活している子供たち、また障害のために交流や体験の機会が少ない子供たち、長期の入院など医療的ケアを受けている子供たちなどに対しても、文化芸術を観賞し、また体験できる様々な機会を提供する必要性があることが認識されました。
今後、千葉県における子育て施策を一層充実させるためにも、最前線で努力していただいている団体の課題等を把握し、運営を応援できるように努めていきたいと思います。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月27日 (水)

台風13号接近に伴う大雨被害に対して追加補正予算を編成

こんばんは。

一般質問の日程が続き、連日本会議の対応となっています。
具体的な議案審査は来週からの各委員会で行われますが、台風13号接近に伴う大雨被害に関して追加で補正予算が編成されることとなり、今日はその概要について説明を受けました。

9月8日の大雨で県内の多くの地域で浸水被害などが発生しましたが、特に茂原市内での被害が大きく未だに住民生活にも多大な影響が出ています。
また、企業活動においても被害が多数あり支援が必要な状況です。

茂原市内での被害の要因は、同市内を流れる一宮川とその関連河川にありますが、現在、一宮川についてはその流下能力向上を目的に改修工事が行われている最中です。
その様な中で今回は茂原市内での24時間雨量が356mmをに達し、過去の最大24時間雨量256mmを100㎜も上回りました。

そのため現在施工中の一宮川の改修工事を確実に進めつつも、今回記録した24時間雨量356mmという数字をどのように捉えるのか、という課題が新たに生じてきたと考えています。

一般的に災害対策工事は、過去の災害発生の要因や数字をもとに行われるため、その想定を大きき上回る場合には災害発生のリスクが生じます。
そのため実績数字が新たに更新された状況を対策に反映させる必要性もあります。

大規模に予算を投入して実施している事業について、必要な場合には再度その効果を検証して対応していく決断も必要ではないかと感じていますので、引き続き担当部局の対応を注視していきたいと思います。

また、自民党として県に対しては、被災した各自治体と連携しながら必要な支援策をできるだけ早く講じていくように求めてまいります。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月26日 (火)

看護師不足問題など 看護連盟から要望

こんばんは。

今日も本会議の休憩中、終了後に会議。

Img_8384 Img_8387 お昼は、看護問題対策議員連盟の総会。
看護連盟の役員の方々から、医療現場の状況や看護師不足の問題、また賃金等の処遇の問題などについて説明を受けました。
看護師の方々には、コロナ対応で大変なご尽力をいただきましたが、心の病に罹ったり離職した人も多くなったという現実があるそうです。
賃金を見ても、若年層では比較的高いものの他の医療職と比べて上昇率が低いため、結果的に仕事の重要性に見合った処遇となっていないという実態があり、「感謝はされても報われない」という切実な声が上がっているとのことです。
看護師不足の問題を抱える千葉県としても、県民の命と健康を守る観点からも、いただいたご要望に応えていかなければならないと感じたところです。
是非多くの皆さんにも問題を共有していただければと思います。

Img_8389 Img_8390 Img_8391 Img_8392 本会議終了後は、超党派で組織する圏央道推進議員連盟の総会が開催され、千葉県内区間の大栄JCT〜松尾横芝ICの整備状況が示されました。
千葉県としては、この区間の開通を心待ちにし今後の県土の発展に期待を寄せる最重要な道路ネットワークとも言えますが、芝山トンネルの掘削などで工事進捗に影響が出ているため、これまで掲げられていた2024年度末(令和6年度末)の開通見込みが白紙となっています。

そのため議員連盟としては、改めて関係機関に直接要望することとし、早期開通を強く求めつつ部分開通も求めていくこととなりました。
また、合わせてPAと要望しているICの整備、早期4車線化も求めて参ります。

一般質問も残り2日。
明日も各議員の主張に耳を傾けながら、県政の抱える課題を議論して参ります。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月25日 (月)

水産物の消費拡大にご協力を!

こんばんは。

週が明けて議会は今日も一般質問です。
引き続き本会議に臨みながら、休憩中は会議や打ち合わせが続いています。

Img_8380 そして今日は本会議終了後に、自民党の水産振興議員連盟の会議が開催されました。
全国漁業協同組合連合会の会長を務める千葉県漁連の坂本会長からは、冒頭、ALPS処理水海洋放出に係る対応経過や影響について説明がありました。

中国による一方的、かつ根拠のない日本産水産物の全面輸入禁止措置によって、日本国内の漁業者には様々な不安が漂っています。
既にホタテの輸出では直接的な影響が出てきていますが、千葉県においてもアワビの浜値が下落し、今後ナマコ漁でも単価が下落すると想定されています。

これに対して国では、水産物の新たな輸出先を模索したり、ホタテについてはこれまで中国で加工されアメリカなどの消費地に輸出されていたため、日本国内で加工して直接消費国へ輸出する体制を整えるなどの転換を促す動きがありますが、現時点では輸出に関する認証の取得や、設備投資が難しい問題などもあり直ぐには対応ができてない状況があります。

現時点で多くの水産物では、風評被害による値崩れは目立っていませんが、今後の動向を注視しつつ漁業者に寄り添った必要な対応をしていかなければなりません。
そして何よりも国内消費を拡大させる必要があります。

また、今日の会議では千葉県に対して来年度予算に向けての要望もいただきました。
水産業の振興については、国に対して求めていくこと、そして県として自ら対応すべきことがありますので、議員連盟としてもしっかりと行動していくことを確認しました。
今後は千葉県内においても、水産物の更なる消費拡大を積極的にPRすることも必要であると考えています。

皆様にも水産物の消費拡大にご協力いただきますようお願いいたします。
食べよう日本の魚! 食べよう千葉の魚!

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月24日 (日)

(仮称)吉倉・久米野土地区画整理事業説明会

こんばんは。

今日は午前中に成田市役所で開催された(仮称)吉倉・久米野土地区画整理事業説明会に出席しました。
地権者ではありませんが、地元地域での新たな土地区画整理事業の計画でもあるため、常にその進捗に注目しています。

Img_8375 今日の説明では、事業区域を当初構想された75haから45haに縮小するとのことでした。
また、京成本線上に構想している新駅については、現段階で設置の見通しがついていないことの説明がありました。

そのため成田市としては、事業を着実に進めるために、既に事業に賛同できないとの意見が表明されている箇所や、鉄道の軌道によって分断され高低差が大きい区域については、土地利用の観点から事業範囲に組み入れないこととして事業区域案を設定したとのことです。

既に地元では区画整理組合設立に関する発起人会が組織され活動していますが、今後はさらに具体的な手続きに移行すべく地権者の意向などが集約される見込みです。

この区画整理事業の構想は、国際医療福祉大学成田病院の立地決定によって動き出したものですが、京成本線上に新駅が設置されるという期待感が強いものがありました。
成田市の説明では、駅の設置が決定しているわけではありませんが、成田空港の更なる機能強化が進められていく中で、空港近接の地に新たな人口の受け皿となる市街地を作る必要性からも、新設道路の建設などを含めてあらゆる可能性を見出しながら着実に都市づくりを進めるための手続きを行っていきたい、そして技術的支援などを行っていく、とのことでした。

あわせて成田市では、産業系の(仮称)東和田南部区画整理事業(約30ha)、住居系の(仮称)不動ヶ岡区画整理事業(約24ha)も構想されていますので、引き続き成田市における”都市づくり”について注視して参りたいと思います。

さて、明日からも本会議に臨みます。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月23日 (土)

子ども食堂へ10万円支給 9月19日から申請受付開始

こんばんは。

今日は久しぶりに外出の予定がない1日でしたので、お墓の掃除を計画していました。
ただ朝方から、弱いながらも雨が降ったりやんだりの天気でしたのでしばらく様子を見ていましたが、11時前になって雨が上がったと判断してお供えの花を購入してお墓へ。
そして掃除を始めたところ、正午前に再び雨が降り出し結局はびしょ濡れ。
それでもお盆以後、お墓参りもできませんでしたので何とか午前中にお彼岸の務めを果たせた思いです。

午後からは事務作業。
数日事務所を不在にしただけでも書類が溜まっていましたので、少しすっきりとしたところです。

さて、一件のお知らせ。

Img_8368 Img_8369 千葉県では、子ども食堂を運営する団体に対して、物価高騰対策への支援として給付金の支給を決定していました。
この予算成立後、担当課では支給についての事務手続きを進めていましたが、ようやく申請の受付が開始となりました。

今回の給付金の支給額は1申請者当たり10万円
申請期間は、令和5年9月19日(火)~10月31日(火)

私の地元の成田市内でも、各地で子ども食堂が運営されています。
しかしながらそのほとんどがボランティアに頼り、また食材も企業や団体、農家の方々の善意で成り立っています。
昨今の物価高騰で運営的にも厳しい状況があると聞いていますので、今回の県からの10万円の支給が運営の一助となってくれることを願っています。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月22日 (金)

商工三団体との懇談 県経済を支える中小企業への支援を求めて参ります

こんばんは。

今日も議会は本会議。
午前中で代表質問が終わり、午後からは個人の一般質問がはじまりました。
一般質問は来週28日まで続きますが、合わせて多くの打ち合わせや会議も設定されていますので、しっかりと対応して参ります。

Img_8366 今日もお昼の休憩中には、商工議員連盟と商工団体との懇談会が開催され出席しました。
商工会連合会、中小企業団体中央会、商工会議所連合会の三団体からは、ウクライナ情勢やエネルギー価格の上昇、そして人手不足など、昨今の中小企業の経営上の課題などの説明がありました。
そして、県としての必要な対策の実施についての要望を受けました。

様々な状況の変化のある中で、千葉県経済を支えている中小企業を支援するために必要な予算を確保し、千葉県経済が持続的に成長発展するように努めて参りたいと思います。

さて、ようやく秋の気配を感じるようになりました。
明日はお彼岸の中日。「暑さ寒さも彼岸まで」との言葉通り、季節が変わろうとしているようです。
ただしこの季節の変わり目は体調の変化にも気を付けなければなりません。
朝晩の温度差も大きくなるようですので、皆様にも体調にはくれぐれもお気を付けいただき、よい週末をお過ごしください。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月21日 (木)

北千葉道路成田市区間 都市計画変更手続きへ 引き続き早期開通を求めて参ります

こんばんは。

今日は代表質問2日目。
午前中に公明党、午後からは共産党が登壇しました。

それぞれの政党色が出るのが代表質問。
まさに”多様”な意見があることを認めなければなりませんが、内容によっては同調できないものもあります。
出来る限り主義主張の隔たりを埋める努力をしつつも、議員として必要な議論は正々堂々と戦わせていきたいと思います。

日中、そして本会議終了後は打ち合わせ等。
その中で北千葉道路についての説明もありました。

北千葉道路は、都心方面や県内北西部から成田空港を結ぶ全長約43kmの重要な道路計画です。
成田空港の更なる機能強化と共にアクセス整備を強く訴えている私としても、北千葉道路への集中的な予算投入と事業の早期進捗を求めています。

鎌ヶ谷以西と共に県が直接施工している成田市区間の事業を出来るだけ早く進めることを求めていますが、鉄道交差部との協議がようやく整いつつあるとのことでした。
これにより都市計画の変更手続きが必要となりますが、成田市土屋付近の渋滞問題への対応としても、必要な手続きを遅滞なく進めて、あわせて可能な限り設計業務も同時に進行させるなど、工夫しながら早期開通を目指すように要請しているところです。

また、今後の事業費や完成時期が明確になっていないことからも、都市計画の変更手続き終了後には事業評価を行い、開通見通しなども適時に示すように求めました。
引き続き成田空港アクセスの向上のために、鉄道と道路の問題に重点的に取り組んで参ります。

明日も議会への対応の一日となりますが、引き続き頑張ってまいります。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月20日 (水)

議会は今日から代表質問

こんばんは。

県議会は今日から代表質問に日程に入り、本格的に始動。
午前中は自民党で同期の實川隆議員が登壇しました。

1時間の発言時間の中で、先ずは台風13号接近による大雨被害への対応、そして知事の政治姿勢、財政問題、成田空港関連、金属スクラップヤードの規制条例、中小企業支援や農林水産業の振興、道路行政や教育問題など、多岐にわたる質問でした。
成田空港をはじめ北千葉道路や、農林水産物の輸出に関しての成田市場の活用など、私の地元成田に関わる重要な内容も含まれ、必要な提言もしっかりと述べていただいたと思います。

午後からは立憲民主党が登壇。

代表質問後は打ち合わせ。
成田市場の関係やプロスポーツの誘致関連についてなど、貴重なお話も聞くことが出来ました。

さて、成田への帰路は大雨の中での運転となりました。
洪水警報が出るほどの大雨で、成田空港のダイヤにも影響が出たようです。

明日も議会は代表質問が続きます。
他会派の主張にも耳を傾けながら、県政の問題を把握するように努めて参ります。

今日は早め、そして短めの書き込みで失礼します。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月19日 (火)

台風13号接近による大雨被害 浸水被害の77%が茂原市に集中

こんばんは。

今日は明日からの代表質問、一般質問の日程を控えて議案調査のための休会日。
地元成田市内での活動となりました。

午前中から打ち合わせが続き、要望について急な対応もあるなど、地元にいながらも時間的に余裕のない1日でした。
解決が難しい案件が多く寄せられますが、出来る限りの対応をしてまいります。

さて本日、台風13号接近に伴う大雨被害について、その後の集計分が発表されました。

  • 人的被害は、軽傷者 5 人 (千葉市3、市原市2)
  • 建物の一部損壊は40 棟
    (一宮町 1、長柄町 1、睦沢町 1、長南町 19、鴨川市10、いすみ市 1、大多喜町 4、富津市 3)
  • 床上浸水が1,092 棟
    (千葉市 11、市原市 4、茂原市 891、東金市 1、山武市 42、大網白里市 41、九十九里町 1、睦沢町 3、長生村 1、長柄町 23、長南町 46、大多喜町 10、勝浦市 1、鴨川市
    15、いすみ市 1、君津市 1)
  • 床下浸水が1,207 棟
    (千葉市 21、市原市 19、八街市 2、酒々井町 1、香取市 4、茂原市 880、東金市 1、山武市 30、大網白里市 53、九十九里町 5、芝山町 1、一宮町 2、睦沢町2、長生村 3、白子町 1、長柄町 60、長南町 58、勝浦市 7、鴨川市 9、南房総市 7、いすみ市 11、大多喜町 29、富津市 1)

床上、床下浸水被害が合計で、2,299棟にも上り大変な被害となってしまいました。
そしてこのうちの77%が茂原市に集中しています。

現在県では、茂原市で発生した過去の浸水被害を受けて、原因をもたらしている一宮川の改修工事を鋭意進めています。
大規模な工事であるため完成までにはまだ期間を要しますが、鋭意進捗させて一宮川流域の住民の不安を取り除く努力をしていかなければなりません。
引き続き、防災減災の視点を重視して活動して参ります。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月18日 (月)

成田市さくらの山「さくら館」にゲートグルメジャパンによる「WRLD FLVRS CAFÉ RESTAURANT」がオープン

こんばんは。

本日、57回目の誕生日を迎えました。
一年一年があっという間に過ぎてしまいますが、引き続き精力的に活動して参りますのでよろしくお願いいたします。

Img_8351 午前中は地元消防団の操法大会に向けての訓練。
今日も顔を出す程度で僅かの時間しか訓練の様子を見ることが出来ませんでしたが、初めて大会に出場する若手の団員の成長を感じました。

9月半ばを過ぎてもなお真夏の天気。
連日の暑さで後輩の消防団員の苦労を感じつつ、大会での健闘を期待しているところです。

Img_8352 Img_8359 そして「成田市さくらの山」へ。
今日新たに、さくらの山公園にある空の駅「さくら館」に、世界200カ所以上にキッチンを持つ機内食会社ゲートグルメジャパンが運営するWRLD FLVRS CAFÉ RESTAURANT at Sakurakanがオープン。
セレモニーに出席しお祝いの挨拶をしました。

「成田市さくらの山」は、成田空港を離発着する飛行機を間近に見ることが出来て、年間50万人以上が訪れる観光スポットです。
「さくら館」には、農産物の直売所をはじめ、航空写真家のチャーリィ古庄氏がプロデュースする店舗「FLIGHT SHOP CHARLIE’S(フライトショップ・チャーリイズ)」もあり、国際空港の地元ならではの工夫も多くあります。
そして今回、WRLD FLVRS CAFÉ RESTAURANTがオープンしたことで、更に魅力が向上したと感じているところです。

成田空港の地位が、世界的にもそして国内においても低下していることを懸念し、世界各地とのネットワークを拡充するように努力していますが、空港本体の施設だけでなく周辺でも空港立地を最大限に活かした魅力ある施設やスポット、そして産業を立地、発展させていく必要があると考えています。

Img_8357 その意味では今回、観光施設内にゲートグルメジャパンさんの協力を得られたことは朗報でもあり、今後への期待も膨らむものです。
皆様も多彩なメニューを味わう旅に、さくらの山「さくら館」に是非お立ち寄りください。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月17日 (日)

君津市議会議員選挙の応援 午後からは成田伝統芸能祭り

こんばんは。

Img_8315今日は君津市議会議員選挙が告示され、交流のある小倉やすゆき候補の出陣式に出席しました。
5期目を目指す小倉ゆすゆき候補とは、お父様で元君津市議会議員の小倉義雄さんと合わせて2代約30年のお付き合い。
きっかけは、叔父が君津市長選挙に立候補した時にまで遡ります。
そして、小倉やすゆき候補がお父様の後を継がれて市議会議員を務められて現在にまで至っています。

久しぶりに君津市の六手地区にお邪魔しましたが、新日鐵の立地で「鉄のまち」として発展した一方で、広い市域には固有の問題もあり、最近では人口減少に直面して市全体としての新たな問題も顕在化してきているようです。
今後は、アクアライン接岸地の木更津市や袖ヶ浦市、富津市など近隣市との連携も一層必要となる中で市議会の役割も重要となってくると思いますので、小倉候補に必ずや議席を獲得していただき君津市の発展のためにご活躍していただくことを心から期待しています。

Img_8333 Img_8347 Img_8338 Img_8321 成田に戻ってからは、昨日と今日の二日間の日程で開催された、成田伝統芸能祭り「秋の陣」。
天候にも恵まれ多くの人出があり、「阿波おどり」や「秋田竿燈まつり」、「仙台すずめ踊り」、「さんさ踊り」、「山鹿灯籠踊り」、「奄美の島唄・八月踊り」、そして地元成田からは300年以上の歴史をもつ「成田祇園祭」など、全国の伝統芸能団体が一堂に会して、JR成田駅前から成田山新勝寺へ続く表参道は大変賑わいました。

「秋の陣」には程遠い真夏のような天気でしたが、体調を崩す方もほとんどなく、無事に全てのプログラムが終了したとのことです。
出演者の皆様、山車、屋台の引き回しで参加された各町内、出展された企業・団体はじめ、関係された全ての皆様、大変お疲れ様でした。
国内そして世界とつながる成田の地から、日本の伝統芸能が広く発信される機会として更に発展することを期待しています。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月16日 (土)

各種イベンへ そして後援会組織の役員の方々と懇談

こんばんは。

Img_8298 Img_8307 Img_8295 今日はまず、ロッテマリーンズ成田後援旗杯少年野球大会の開会式。
これまでコロナ禍で縮小していた各大会の開会式ですが、今日は久しぶりに成田市消防音楽隊の演奏とともに入場行進も行われました。

参加28チームには、是非“アレ”を目指して頑張って頂きたいと思います。
そして、ZOZOマリンスタジアムで行われる大会への出場権を獲得し、11月11日には、ロッテマリーンズ成田後援会を代表するチームとして堂々と戦って欲しいと願っています。

Img_8305 Img_8299 続いては成田市場で開催された”成田楽市”へ。
一般の方も気軽に買い物ができるイベントとして毎月第3土曜日に開催されています。

卸売市場に農林水産物の輸出拠点化機能を併設させる施設として整備され、昨年1月に開場したこの”新生成田市場”。
成田空港に隣接した立地を生かしてその機能が発揮されることを期待していますが、賑わいを創出するのが大きな課題です。
県としても輸出拠点として位置づけて活用していく方針を明確にしていますが、引き続き公設市場としての役割も果たすことを期待しています。

流通が大きく変化して生きている中で、全国的にも地方卸売市場の維持が困難となっている現実もありますが、懸案の集客施設の誘致などを実現し、世界と全国の”食”が集まる市場として発展させる努力が求められていると感じています。

Img_8309 Img_8313 続いては、成田スポーツクラブ杯 夏季四十雀サッカー大会へ。
50歳以上の選手の皆さんの元気で素晴らしいプレーが続出でビックリ。
特にルール上認められている30歳以上の女性選手の動きが素晴らしいこと。
まさに男性顔負けのプレーでした。
70歳を超える方々も参加されていて、年齢を重ねてもスポーツに没頭する姿、私も見習いたいところです!

そして昨日開幕した、障がい者ソフトボール大会「ゆうあいピックソフトボール選手権大会」へ。
午後からは、3位決定戦と決勝戦が行われました。

依然としてコロナ化の影響が残り、参加チームもコロナか前には戻っていない現実もあります。
しかし、障がいを持つ方々にも様々なスポーツに親しんでいただけるようにその機会を作っていきたいと考えています。

ちなみに、千葉県選抜チームは今年も関東大会で優勝し、来月鹿児島で国体後に行われる全国障害者スポーツ大会への出場が決まっています。
選抜チームの選手たちは、今年こそ全国での成績をしっかり残そうと成田市内での練習にも励んでいますので、素晴らしい戦いを期待しているところです。

夜は後援会組織「友の会」の役員会。
新たに加入いただいた方々も増えて、今後の活動等についても活発なごご提言を頂きました。
引き続きご期待に沿う活動を展開するとともに、後援会組織のさらなる充実・発展に努めてまいりたいと思います。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月15日 (金)

農業会議の後は空港関係、医療関係の方々と意見交換

こんばんは。

今日の午前中は農業会議常設審議委員会。
会長として議長を務め、各農業委員会からの諮問案件51件について審査しました。
審査の結果、全諮問案件が許可相当と決定しました。

続いては、農業経営における様々なリスクに対応する「収入保険」制度について、県当局と関係団体から説明を受けました。
実は、千葉県はこの「収入保険」への加入率が全国的にも低く、自然災害による収量減少や価格低下などのリスクに対する備えが十分でない状況にあります。

この状況に対して県への対応を求めてきましたが、昨年度と今年度の2か年については保険料の一部を県が補助することで加入促進を図っています。
しかしながら未だに加入率が向上していない実態もあるため、県内農業委員会や関係団体を通じて農業を営む方々に制度の周知と理解を広げて加入率を引き上げたいと考えているところです。

台風13号接近にともなう大雨により農業関係でも被害が出てしまいました。
県としても対応していかなければなりませんが、農家の方々が安定した営農が継続できるように、この「収入保険」を含めて引き続き制度の構築にも努めていきたいと思います。

午後からは事務所に戻り空港関係の打ち合わせが2件。
成田空港の国際線ネットワークをいかに充実させるか、そのために必要な施策は何かなど、様々な視点での意見交換となりました。
また、空港と地域が補完し合いながら発展するためにも、今が重要な時期であることを認識して行動しなければならないことを認識しながらの意見交換でもありました。

そして夜は医療関係者との懇談。
医療界の状況や成田市周辺における今後の動向など、様々な話題についてお話を伺いました。
今後も各界の状況を把握するために、多くの方々との交流を続けて参ります。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月14日 (木)

自民党政調会で大雨による被害状況を視察

こんばんは。

今日は急遽設定された自民党政調会による台風13号接近に伴う大雨被害の現地視察に参加しました。

Img_8285_20230914193701 Img_8277_20230914193701 先ずは県内で最も多い249件の住宅浸水被害のあった茂原市内へ。
4年前の令和元年台風でも甚大な被害が発生し、県としても河川の治水対策を実施しているところでした。
しかし、その4年前を上回る統計史上最多の雨量によって
、またもや大きな被害となってしまいました。
ただし、雨量は最多であったものの浸水区域は拡大せず、また浸水高さも低くなっているという事実もあります。

これまで県として実施してきた調整池の増設など、継続的に実施してきた治水対策が役割を果たしたとも言えますが、依然として被害が発生したことは受け止めなければなりません。
現在実施中の一宮川の河道域拡大治水対策を着実に進めるとともに、今後の大雨への備えを引き続き検討するように求めてまいります。

Img_8283Img_8280_20230914193701 続いては、復旧が遅れている「いすみ鉄道」大多喜-上総中野間の状況を視察。
現地ではいすみ鉄道(株)の古竹孝一社長にご案内をいただきましたが、線路が完全に宙に浮いている状態を目の当たりにして、復旧まで相当期間を要する状況である現実を認識しました。

ただ気になったのが、周辺の地形と道路排水。
雨水が低い一箇所に集まる地形と道路構造であることと、その一箇所に集まった雨水が流れ込む排水溝がどう見ても小さすぎるということ。
この道路の管理は県ですので、道路構造や排水施設についての改良が求められると感じたところです。

いすみ鉄道は、地域にとって重要な公共インフラでもありあますので早期復旧を求めてまいります。

Img_8287 Img_8286 最後に市原市の高滝ダム。
かねてから堆砂の問題が指摘されていましたが、今回の大雨で緊急放流寸前まで水位が上昇してしまいました。

雨量が多かった事実はありますが、既に大量の砂がダム内に堆積していることから、ダム本来の貯水機能回復を図る対策を講じていかなければなりません。
当然に多額の費用を要することが大きな問題ではありますが、県討局に対して早急な検討を進めて対応を求めたいと思います。

成田に戻ってからは福祉関係の打ち合わせ。
介護施設の経営状況の悪化が徐々に表面化してきている実態を危惧しています。
しかし、
現状では行政においての問題意識が低いと言わざるを得ません。
「施設が突然休止する」という事態を招かないためにも、問題を把握して早期に対策を講じる必要がありますので、引き続き実態把握に努めながら行政としての対応を求めてまいたいと思います。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月13日 (水)

9月議会が開会

こんばんは。

今日は自民党会派の議員総会、そして午前10時から本会議が開かれ9月定例議会が開会しました。
知事からは先ず、さる8日の台風13号接近に伴う大雨の被害とその対応について報告があり、治水対策を進めるとともに被災された県民と事業者への支援と、被災地域の復旧に県庁を挙げて取り組む方針が示されました。
自民党としても、既に固まりつつあった代表質問の内容を急遽変更し、今回の被害への対応等について質問する準備を進めます。

議案の概要説明の中では、農林水産物の輸出に関する新たな取り組み方針を策定することが述べられ、成田市場を活用しながら輸出先の規制やニーズに対応した体制の構築を支援していく方針が示されました。

また、当面する諸問題についての報告の中では、成田空港をめぐる動きとして、国に対して「国際線ネットワークの充実・強化や空港アクセスの強化、国際的な産業拠点の形成に取り組むように申し入れを行った」との内容がありました。
コロナ禍が明けて国際線需要も徐々に戻りつつありますが、かねてから懸念している”羽田先行”とならないように、成田の存在感を高めて国際線ネットワークの充実・強化を継続して働きかけるように求めてまいります。
そして、成田空港の課題である空港アクセスの向上についても、国家プロジェクトとして進められている空港づくりと同時に具体的な議論が進むように強くそして粘り強く求めていく所存です。

本会議後は、断続的に打ち合わせや会議。
午後からは国税庁職員からの説明、農業会議の打ち合わせ、都市計画、農業関係各課から説明を受けました。

いよいよ議会が開会し慌ただしくなっていますが、明日は台風被害の状況を視察する予定です。
未だ現地は大変な状況が続いますので、地元の負担にならないように留意しながら被災状況の把握に努めてまいりたいと思います。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月12日 (火)

台風13号被害について

こんばんは。

今日は内閣改造に係る報道が多くありました。
留任も目立つ一方で女性の登用も進み、「安定感と新鮮さを両立させている」というのが現時点での一般的な評価かと思います。
常に難しい判断を迫られる政権運営ですが、外交、防衛はもちろんの事、世界経済の中で日本の地位低下が危惧されている現実を直視して短期、中期、長期の視点での政策展開、そして地方が抱える様々な問題に対応してくれる内閣を期待しています。

さて、新型コロナウィルスの感染が広がっています。
また、インフルエンザも流行し二学期が始まった学校では学級閉鎖も多くあるようです。
特に新型コロナウィルスは、第9波が襲来しているともいえる状況にありますので、日常の感染対策には引き続きご留意いただくようお願いいたします。

台風13号の被害ですが、今日現在での被害をお知らせいたします。

  1. 人的被害  軽傷者 5人 
  2. 住家被害
    一部損壊 22棟 
    床上浸水 371棟 
    床下浸水 381棟 

被害の詳細は、下記表をご覧ください。

Img_8275 県では、13名の応援職員派遣を特に被害の大きかった茂原市、大網白里市、長南町、大多喜町に派遣し対応に当たっています。

県は、5年前の令和元年房総半島台風による被害から、その対策を講じてきました。
特に今回大きな被害が発生した一宮川については、大規模な対策工事の実施を決定し、現在工事が進められている矢先でもありました。
災害が激甚化し、特に雨量がかつての想定を大きく上回っている中で、他の地域における対策も実施していかなければなりません。

先ずは被災地の復旧に全力を挙げると共に、県内各市町村と連携しながら広域行政としての責任と役割を果たすように強く求めて参ります。

千葉県議会議員 小池正昭

 

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2023年9月 8日 (金)

台風13号による被害 4市4町には災害救助法を適用

こんばんは。

台風13号により千葉県内では大きな被害が発生しました。
特に、大多喜町、長柄町、長南町、茂原市、長生村、睦沢町、一宮町の1市6町村を流れる一宮川流域での被害が心配なところで、現時点で被害の詳細が把握できていません。
夜間となり住民の皆さんの安否も心配なところです。

また、交通機関にも大きな影響がありました。
鉄道では夕方16時のまとめで、以下の区間が運転見合わせとなっています。
JR総武本線 佐倉駅~松岸駅
外房線 蘇我駅~安房鴨川駅
内房線 君津駅~安房鴨川駅
成田線 成田駅~木下駅、成田駅~佐原駅
久留里線
小湊鉄道 里見~上総中野駅間

明日の朝は、鉄道の運行状況にご留意ください。

高速道路では、以下の区間が通行止めとなりました。
圏央道 松尾横芝 IC~木更津 JCT(上下線)
千葉東金道路 千葉東 JCT~東金 JCT(上下線)
アクアライン 袖ケ浦 IC~木更津 JCT(上下線)
館山道 市原 IC~富津中央 IC(上下線)、木更津南 JCT~木更津南 TB(上下線)
東関道 千葉北 IC~佐倉 IC(上下線) 、佐倉 IC~酒々井 IC(上り線)

なお23時現在、高速道路については圏央道の一部をのぞき通行が可能となっています。

そして千葉県は、茂原市、鴨川市、山武市、大網白里市、睦沢町、長柄町、長南町、大多喜町の4市4町に災害救助法の適用を決定しました。住民第一での対応を求めて参ります。

あと、県内では停電が発生しました。
東京電力パワーグリッドのホームページによると23時現在、千葉県内の停電件数は約3,170件。
21時50分ごろからは、私の地元成田市内の三里塚・本城地区で停電が発生し、その件数は約2,510件と大きな数字となっています。
なお、東京電力によるとこの停電は9日の0時20分とのことです。

成田市内では再び強い雨が降り出しました。
朝まで警戒が必要となりますので、皆様くれぐれもご注意ください。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月 7日 (木)

アクアライン 時間帯別料金変動制は一定の効果あり

こんばんは。

台風13号の今後の進路が気になる1日でした。
関東から東海に上陸する恐れが強まり、その影響が心配なところです。
千葉県への影響は明日の日中と予想されますので、お仕事や通学などの際には交通機関や道路などの情報に留意して行動していただきたいと思います。

さて、昨日少しだけお知らせしたアクアラインの時間帯料金変動制の社会実験実施による効果が公表されました。
公表された資料によると交通状況の主なポイントは以下の通りです。

  • 13時~20時の交通量が減少しており、前後の時間帯に分散
  • 日交通量は対前年比で増加傾向となっているが、渋滞による最大損失時間が半減
  • 木更津金田IC周辺の一般道の混雑が緩和し、走行速度の低下が改善

Img_8201 Img_8202 Img_8203 ただし、データとしては7月22日から開始後1ヶ月のものであるため、さらにその効果を検証していく必要があります。
そして近い将来、県内の圏央道が全線開通し、成田空港を抱える私の地元地域においてもアクアラインの重要性が高まるとことから、引き続き重要な課題として捉えていきたいと思います。

今日は一日成田市内に留まっての活動でしたが、午前中には成田市役所の土木課と市街地整備課から説明を受けました。
一つは、私の住む地元で進めている新設道路の工事について。
私が所有する農地に工事のための仮設鉄板を敷きたいとのことでしたので、了承すると共に事業の進捗を早めるように要望しました。

あと一点は、市内で計画されている新たな市街地づくりについて。
鉄道駅の新設も含まれた計画で検討が進められてきていますが、様々な課題があることを改めて認識しました。
私からは、市としての考え方を明確にして、より積極的に関わって欲しい旨をお願いしました。
成田市の今後の発展に大きく影響する市街地整備であるため、引き続き関わりを持っていきたいと思います。

夜は成田市ラグビー協会の役員の方々と懇親会。
いよいよラグビーワールドカップ2023が開幕し、予選プールDの日本代表は明日、トゥールーズで初戦を迎えます。
その初戦の相手はチリ。

世界ランキングでは日本が14位に対してチリが22位ですが、ランキング通りの結果にならないのが本番の試合。
プールDの他のチームは、アルゼンチン、イングランド、サモアで、この3チームのランキングは日本よりも上。
その意味でも何としても先ずは初戦のチリ戦を勝利しなければなりません。

明日の20時試合開始です。
台風の影響が心配なところではありますが、日本代表への熱い応援をお願いいたします。

千葉県議会議員 小池正昭

 

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2023年9月 6日 (水)

千葉県内の広域道路網について

こんばんは。

台風13号の進路予想が徐々に西にずれ、千葉県や東京都あたりを直撃する予想が出てきました。
勢力は、強いものではなく暴風域も伴わないようですが、中心近くでは強風が吹き、また大雨となる心配もあります。

また、今日は広い範囲で大雨となりました。
夕方から夜にかけては千葉市内も非常に強い雨が降り、慌てて傘を購入。
明日以降も不安定な天気が続く見込みですので、警戒していきたいと思います。

さて、道路関係の話題。
最近のトピックとして、アクアラインの渋滞対策で、7月22日から試験導入された料金変動制、いわゆるロードプライシングがあります

実施した効果がどうであったのか、夏休みも終わり気になっていたところでしたが、実施から1か月後の交通状況について、明日正式に公表されるとの情報がありました。
一定の効果があった模様との情報はありますが、詳しくは明日の公表内容を待ちたいと思います。

O1080060715232367704 そして最近注目されたのが、「房総地域東京湾口道路建設促進協議会」が9年ぶりに総会を開催したこと。
この「東京湾口道路」とは、東京湾口の浦賀水道を渡る構想で、千葉県側は
富津市、対岸の神奈川県側は横須賀市を結ぶもので延長は約17kmです。
1994年に促進協議会が設立されましたが、実現の見通しが難しいとされたため最近ではその動きが停滞していました。(道路網図はインターネット上から転載しています)

しかし、千葉県内の広域幹線道路網計画が進みつつあり、またアクアライン開通による効果が明確に出てきていること、そしてアクアラインの交通量が年々増加し休日を中心に大渋滞を引き起こしていること、それに伴ってアクアラインの6車線化が話題なってきていることなどから、富津市が中心となり「東京湾口道路」の実現に向けた動きを再開したとのことです。

この他、既に具体的な動きとなっている第二東京湾岸道路、また国道16号線のバイパス機能を担う千葉北西連絡道路の構想もあり、事業中の北千葉道路や圏央道、銚子連絡道路も含めると、今後も千葉県内の広域幹線道路網整備の議論が活発化するものと思います。

問題は何と言っても”お金”。
道路整備には、多額の資金が必要となります。
また、時間的にも長期間を要することから、構想、調査、事業化決定、そして工事、完成まで、相当の年数を要します。
千葉県や関係市町だけでは到底成し遂げられない計画でもあるため、国への協力を求めていかなければなりません。

様々な動きが活発化している県内各地の道路網整備。
引き続き情報や動きを把握しながら、千葉県発展のための道路整備に関する議論をして参りたいと思います。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月 5日 (火)

西武・そごうの売却で「千葉そごう」の今後への不安

こんばんは。

今日は暑さが戻りましたが、明日以降は雨の予報もあり、また南の海上からは台風が関東地方に接近してくる予想となっています。
気圧配置は、徐々にまた確実に秋へと向かっていることを感じますが、それに伴って台風の影響を受けやすくなる懸念もあります。
明日以降、気象情報にはご留意いただき、あわせて災害への備えも忘れずに行動していただきたいと思います。

さて、今月1日、セブン&アイ・ホールディングスがそごう・西武をアメリカの投資ファンドへ売却しました。
この売却の前日の8月31日、売却に反対する労働組合側がストライキを実施し、西武池袋本店が臨時休業となったことが大きく報道されたところです。
大手百貨店としては何と61年ぶりのストライキであったとのことです。

このニュース報道によって多くの千葉県民は、「そごう千葉店」は今後どうなるのだろうか?との思いを抱いたのではないでしょうか。
私も限られた情報しか持ち合わせていませんが、アメリカの投資ファンドと連携しているヨドバシカメラが各店舗に出店する計画とのことで、その中に「そごう千葉店」も含まれている模様です。

県都の千葉市には、私の記憶の中でもセントラルプラザ、ニューナラヤ(後に千葉三越)、そしてPARCOもありました。
残っている「千葉そごう」は、総合百貨店として千葉市のシンボル的存在でもあり、JR千葉駅周辺の賑わいにはなくてはならない存在でもあります。
そのため、そごう・西武売却後の今後の動向が非常に気になるところです。

千葉市中心部の持続的発展のためにも駅隣接の総合百貨店の存在は欠かせませんので、今後の動向を注視しつつ、千葉駅周辺の経済的存在感が失われることのないような対策が講じられることを強く望むものです。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月 3日 (日)

御待夜祭、自治会イベントで楽しいひと時を過ごしました

こんばんは。

Img_8168 Img_8179 Img_8185 今日は宗吾霊堂の御待夜祭の2日目。
11時からの大般若経六百巻転読大祈祷会に参列し、大本堂にて合掌。
改めて、
極刑を覚悟の上で領民の窮状を将軍に直訴した佐倉惣五郎様の371年目のご命日にあたり、私自身政治に携わる身として、様々な思いを巡らせました。
また、政治の責任の重さも改めて痛感した祈祷会であり、今年も政治の原点を思い起こさせていただいた伝統の行事でした。

Img_8191 続いては、宗吾霊堂の地元にある宗吾台自治会集会所へ。
御待夜祭に合わせて毎年開催していたイベントも、ようやく4年ぶりの復活となりました。
久しぶりにお会いする方々もお元気で、話も弾み楽しいひと時を過ごしました。
地域コミュニティーをしっかりと構築する努力が続けられているこの宗吾台自治会。
国際医療福祉大学の研究にも協力している自治会であり、今後の様々な取り組みにも期待したいと思います。

さて、かつてはこの御待夜祭で成田の”お祭りシーズンの終わり”でしたが、現在では、春と秋に開催される「成田伝統芸能まつり」が9月中旬に開催されるようになり、成田のお祭りシーズンも長くなりました。

今年の「成田伝統芸能まつり 秋の陣」は、9月16日、17日の2日間に開催の予定。
地元の成田祇園祭をはじめ、
阿波おどり、秋田の竿燈まつりなど、全国の伝統芸能団体が成田の地に集まり、お祭りや踊り、獅子舞などの各地の伝統芸能が披露披露されます。
秋の季節を感じながら、成田の地へ足をお運びください。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月 2日 (土)

宗吾区祭礼、宗吾霊堂御待夜祭など

こんばんは。

今日は多くの行事等に参加した一日。
9月に入りましたが、相変わらずの”酷暑”で汗もたくさんかきました。

Img_8125 Img_8123 まずは所属する消防団の自主訓練に顔を出してから、成田市名古屋にある別格官幣社の小御門神社で開催された「青空市」へ。
いつもは荘厳な雰囲気にある境内ですが、今日は雰囲気をガラリと変えて賑やかさがあったように思います。
この境内一帯に広がる豊かな森は、「小御門の森」として千葉県指定天然記念物にも指定されています。
緑豊かな中に今日は様々な色が混じりあい、人々の往来が続く今日の小御門神社でした。

Img_8140 Img_8145 続いては、成田私立幼稚園協会主催の親子ふれあいコンサートへ。
今年は20周年という事で、千葉交響楽団に加えてバンド演奏も加わり、素晴らしいオーケストラの演奏と歌でした。
コロナ禍で各幼稚園の活動等にも様々な制約がありましたが、通常に戻りつつあるとのことです。
そして今日のコンサートは4年ぶりの開催。
日常を取り戻してきた各幼稚園が各行事などを通じて、園児たちに様々な体験の場を設けていただき、そしてすべての園児が健やかに成長してくれることを望むものです。

午後からは、宗吾区祭礼の屋台出発式。
今年は、義民 佐倉惣五郎様のご命日と重なっての「御待夜祭」初日を迎えました。
出発式は暑い中ではありましたが、伝統を守り規律を重んじる宗吾の皆さんの思いが前面に出る式典であったと思います。

Img_8166 Img_8158 Img_8155 今日と明日、宗吾霊堂とその地元は大いに盛り上がります。
是非、宗吾霊堂にお参りいただき、御待夜祭をお楽しみいただければと思います。

宗吾霊堂を後にしてからは、市内の物流企業の30周年記念祝賀会。
遅参しての参加でしたが挨拶の機会をいただき、成田にとって物流企業の発展が重要であること、そして今後も成田空港の柱である航空貨物事業を更に発展させる必要があるため、関係企業の益々のご発展を祈念しお話しさせていただきました。
スペシャルゲストは、歌手の香西かおりさん。生で素晴らしい歌を聴くことができました。

その後はお通夜に参列。
大変お世話になったことに感謝しながら焼香。
衷心よりご冥福をお祈りしました。

そして地元地区の後援会役員会。
今後の行事についてご検討いただきました。
11月には総会、そして地元地区においての県政報告会の開催も決定しましたので、9月議会と並行して県政報告会の準備もしっかりと進めて参ります。
いつも大変お世話になっている地元の支援者の方々に心からの感謝です。

千葉県議会議員 小池正昭

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2023年9月 1日 (金)

ヒューリック㈱が成田市内で大規模開発 北千葉道路整備促進を更に強く訴えて参ります

こんばんは。

今日から9月。
そして関東大震災から100年目となる防災の日でした。
報道等では、100年という節目に改めて防災意識を高める記事や番組が多くありました。
皆様にも日ごろから地震をはじめとする各種災害を意識していただき、いざという時の備えをお願いしたいと思います。

そして、平常時といざ災害等が発生した非常時にも有効に活用できるモノやサービスを備えていくという考えの「フェーズフリー」という考え方が広がりを見せています。
最近ではこの「フェーズフリー」の考え方によって、日頃から使用するモノがいざ非常時にも活用できる商品が増えてきています。
また、今後の公共施設の整備のあり方、また住宅整備のあり方などでも、非常時にだけ活用できるのではなく、日常から使用しながらも非常時に活用できる手法が求められてきています。
是非皆様にも物を買う時など、災害発生等の非常時にも”活用できるか”という意識を持っていただき「フェーズフリー」の日頃から認識を持ち合わせていただけると幸いです。

Img_8118 Img_8117 さて昨日、大手不動産開発事業者のヒューリック(株)は、熊谷知事を訪問し、成田市内の下福田に45ha規模の国際航空物流拠点を整備すると発表しました。
投資規模は約1,000億円で、稼働すれば相当数の安定した雇用も見込まれます。

大規模な開発となりますが、この用地内には農地が含まれるため、地域未来投資促進法の弾力運用を活用しての早期整備を図る計画とのことです。
ただし今回の計画立地が、成田空港から一定の距離があるため現状の道路事情を鑑みると、成田空港とのアクセス問題が出てくると考えています。
県としても、その重要な道路アクセスとして北千葉道路の整備を鋭意進めていますが、未整備の成田市押畑から成田市大山までの区間の開通には、残事業を想定するとまだまだかなりの期間を要します。

私としても、この北千葉道路の成田市内区間の整備促進を継続的に強く訴えていますが、今回のヒューリックによる物流拠点整備の計画が明らかになったことで、更に道路整備の促進に力を入れていかなければならないと感じています。

また、物流関係のみならず、今後も成田空港周辺が国際的な産業拠点となるように関係機関への働きかけを継続して参ります。

千葉県議会議員 小池正昭

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