成田空港会社4年ぶりに黒字転換 9月中間決戦
こんばんは。
県議会は今日の午前中が公明党の代表質問。
午後からは個人の一般質問で、自民党所属の2人が登壇しました。
昨日、自民党の代表質問を終えましたが、視点の違う他会派の質問も非常に参考になる部分も多いと感じたところです。
お昼の休憩中は、自民党医療問題研究会に出席。
歯科医師会と歯科医師連盟からの要望を受けました。
「口腔の健康は全身の健康につながる」という認識は一般的に広がってきていますが、実際に定期的に歯科検診を受診している人は少ない現状があります。
そのため、生涯を通じた歯科検診の取り組みを一層強化すべきとのご意見を頂き、国に対して意見書を提出することを決定しました。
社会保障費が増大を続ける中で、歯科口腔の健康保持は医療費の抑制にも寄与するため、引き続き歯科医師会、歯科医師連盟と連携して政策の推進に努めて参りたいと思います。
本会議が終わってからは、千葉市が新たに整備した千葉公園総合体育館YohaSアリーナと、競輪場の跡地に建設された新たに整備された千葉JPFドーム「TIPSTAR DOME CHIBA」を視察しました。
YohaSアリーナでは、真新しい施設を市民や団体などが多く利用されていました。
柔剣道場はもちろん、弓道場が完備されていて、千葉大学の学生が練習に精を出していたのが印象的です。
千葉JPFドームは競輪場の後継施設ですが、従来の競輪ではなくトラックレースの「250競走」『PIST6』を専門に実施するドーム競輪場として生まれ変わりました。
各種自転車競技の開催を前提とした国際規格である1周250mの施設です。
施設の建設と運営に関して千葉市の財政負担はなく、逆に毎年千葉市へ繰り出し金を拠出するというスキームです。
ただし、開設以来運営者側が赤字を補填している状況にあることが気になりました。
今後の推移を注視していきたいと思います。
さて本日、成田国際空港株式会社NAAが、2023年度9月中間決算を発表しました。
純利益が36億円で4年ぶりに黒字を確保したとの朗報です。
黒字化の主な要因は、旅客数と空港内の物販や飲食店の売り上げ増ですが、更に旅客数が増加して通期での黒字を達成して欲しいところです。
そして、来期以降も更に黒字幅が拡大し、日本の国際線基幹空港として世界最先端の空港づくりとアクセス向上、地域との共生策が実施されていくことを期待しています。
千葉県議会議員 小池正昭
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