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2024年4月11日 (木)

成田空港の拡張用地の地権者の方々からご意見を賜りました

こんばんは。

今日は地元成田市内での活動で、午前中は主に事務作業。

午後からは成田市土木課と打ち合わせ。
続いて成田市の福島眞司副市長が事務所に来所されて意見交換となりました。

福島副市長との話題の多くは、成田市の道路関係政策や都市づくりなどについてでしたが、特に成田市が東関東道の東和田地区に設置を構想しているスマートインターチェンジに関して色々なお話をお伺いしました。

国土交通省出身でNEXCOにも出向経験があり、まさに”道路屋”として活躍されてきた福島副市長には、これまでの経験と人脈を活かして、その手腕を大いに発揮していただきたいと思います。
当然に県との連携も重要となってきますので、私としても定期的に情報交換を行ってまいる所存です。

その後は、成田空港の新たな敷地となる土地の地権者の方々が事務所に来所され、現状の問題点などについてご指摘を受けました。

現在進めている成田空港の更なる機能強化は、現在において全国にも例がない規模の民有地約1,000haを買収して新たな滑走路を建設します。
そのため、成田空港の過去の歴史を踏まえても丁寧にかつ地権者に寄り添った対応が求められますが、用地交渉の過程において様々な不満の声が出ている現実があるようです。

そのような状況の中で最近気になるのが用地買収の進捗率。
新しい3本目の滑走路の完成時期を2029年3月に設定していますので、残すところ5年を切りましたが、
滑走路の整備に要する工事の過程などを考えると整備スケジュールが厳しくなりつつあるのではないかと心配しています。

今回の成田空港の更なる機能強化は、世界の空港間競争において成田空港の地位を向上させる好機でもあり、羽田空港の現状の課題などからもスケジュール通りに着実に空港整備を進める必要があると考えています。
仮に、成田空港における滑走路整備が大幅に遅れることとなれば、航空業界をはじめとする関係方面の戦略にも影響し、成田空港の将来性にも関わってくるのではないかと危惧を抱きます。

成田空港に関しては、各方面より様々なご意見を賜りますが、地元で大規模な国家プロジェクトが進行している現実を改めて深く認識し、求められる対応に全力で当たっていかなければならないとの思いを更に強くしている最近です。

千葉県議会議員 小池正昭

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