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2024年7月23日 (火)

今日は企業局の定期監査 

こんばんは。

今日は昨日に続いて県庁にて定期監査の一日。
企業局の各部各課について監査と決算審査を行いました。

監査の中で公印の不正使用が指摘されましたが、基本的な管理の不徹底と職員の意識の欠如が原因であると感じます。
再発防止の徹底に努めていただきたいと思います。

千葉県企業局は、これまで県の発展に大きく寄与してきました。
土地分譲や土地の貸付事業では、ここ最近順調に利益剰余金を積み上げてきていますが、一方で新たな土地造成を行っていないことなどから今後の産業用地の不足も懸念されています。

また各施設の老朽化への対応も急務であり、県民生活を支える重要インフラである上水道施設の耐震化を進めていかなければなりません。
特に、京葉工業地帯の企業活動に欠かせない工業用水道については、その管路の耐震化率が非常に低い状況にあるため、どのように対応していくのかが大きな課題です。

今日の監査で改めて企業局の持つ優位性と課題を認識することとなりましたので、引き続き議会での議論にも結び付けて参ります。

さて、東日本大震災福島第一原発事故により、平成25年1月から県内のイノシシ肉について、国の指示により放射性物質の全頭検査が行われてきました。
県はこの制限の解除に向けてこれまで継続的に国と協議
を重ねてきた結果、本日7月23日付けで勝浦市と大多喜町で捕獲されるイノシシについては、県が定める「出荷制限解除後の出荷・検査管理方針」を遵守する処理加工施設において処理され場合、放射性物質の全頭検査を行うことなく流通させることが可能となったとのことです。

千葉県としてはようやくという実感を持っているところですが、今後はこの措置が県内の他地域にも拡大する努力を続けなければなりません。
震災から13年、未だに様々な影響が残っている現実を感じた措置の発表でした。

千葉県議会議員 小池正昭

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