三里塚記念公園の貴賓館と防空壕 国の有形登録文化財へ
こんばんは。
今日の日中は航空関係企業との打ち合わせ。
様々な情報をいただきました。
また、世界市場を見据えた今後の成田空港の可能性と、企業戦略との整合性などについて気緒な意見交換となりました。
続いては、成田市商店会連合会の総会、そして懇親会に出席。
成田市内には現在、商店会が16団体あります。そして会員数は547。
全国的にもその数は減少傾向にあり、成田市内でも同様です。
しかし、市民生活や企業活動を支え、また成田を訪れる人々にとっても必要なサービスを提供していただいているのが商店会に加盟する各商店です。
成田市の発展に欠かせない地域の商店等が今後も持続的に発展することを願うと共に、各商店会が充実発展するように応援していかなければならないと感じた今日の会でした。
さて、文化庁の諮問機関である文化審議会が本日開催され、下総御料牧場時代の面影が残る成田市の三里塚記念公園内にある「貴賓館」と「防空壕」について、国の有形登録文化財として登録するように文部科学大臣に答申しました。
「貴賓館」は、上皇陛下や多くの皇室関係者がご宿泊された施設であり、これまでその保全に関わった地元住民の一人としても嬉しいニュースです。
また、「防空壕」も成田空港闘争の関係で長く封印されていましたが、現在では調査も行われ公開されています。
その完成は昭和16年の開戦直前であり、当時の情勢や土木技術の高さなどを伝える貴重な遺構でもあります。
今では成田空港に生まれ変わった下総御料牧場ですが、当時の面影を残す貴重な文化的価値のある三里塚記念公園には、是非今後も多くの方々に訪れて欲しいと願っています。
なお今回、県内からは市川市所在の「勝家住宅主屋」他1棟、我孫子市所在の「榎本家住宅主屋」他5棟も登録される予定です。
千葉県議会議員 小池正昭
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