能登半島大雨被害について
こんばんは。
連日続く本会議での一般質問に耳を傾けています。
内容も当然ですが、聞きやすい声や抑揚など多くの議員から学ばせていただく機会となっています。
明日も午前に2人、午後から2人の4人の質問に注目していきます。
さて、能登半島の大雨被害ですが、現時点で9人の方がお亡くなりになり依然として2人の方が行方不明となっています。
改めてお亡くなりになられた方々に対して哀悼の誠をささげご冥福をお祈りすると共に、行方がわからない方の一刻も早い救出を願うところです。
今回の大雨による甚大な被害は、記録的な雨量であったことが主因ですが、地理的条件も重なっていることが指摘されています。
専門科によれば、河川の距離が短く勾配が急であること、山林が多くあることが挙げられていました。
それから重要な視点が一つ。
1月の能登半島地震で被害を受けた河川の護岸復旧が仮であったことも被害を拡大させたことが指摘されています。
能登半島各地では、未だに地震被害の復旧が遅れている現実があり、ようやく復興へと少しずつ歩みが進み始めた矢先の大雨被害となりましたが、災害復旧においては、その地の特性を理解したうえで何を優先させるべきか、また河川や道路などの復旧をいかに迅速に行うか、事前の検討と対策が必要であることを改めて感じているところです。
千葉県議会議員 小池正昭
| 固定リンク
コメント