洋上風力発電事業が予定通り進捗することを求めて参ります
こんばんは。
昨日の内容。
先ずは自民党本部での8時からの部会からスタート。
政調、内閣第一部会・消費者問題調査会 合同会議で、公益通報者保護法の一部を改正する法律案について条文審査となりました。
午後からは国会対策委員として予算委員会の対応。
その後は自民党本部での「航空議員連盟」の総会に出席しました。
まず航空局から「航空行政の動向」について説明があった後、ANA、JAL、リージョナル航空協議会から現状と課題などについて説明を受けました。
国内線の収益が厳しくなっている現実があり、国内ネットワークの維持が問題化してきています。
今後、インバウンドが堅調に増加していくと予想されている中で、航空機利用にいかに振り向けていくかが鍵となると考えています。
国際線はもとより、国内線についてもネットワークが堅持されるように、さらに政策的議論を展開していく必要性を感じたところです。
そして今日は8時から自民党本部での党務関係の会議に出席。
続いて農林水産関係の2つの会議に出席。
農林水産関係では「稼げる輸出」に向けた第七次提言について、続いて「合理的な価格形成」についての説明を受けました。
私からは、米政策と農業者の所得向上について発言しましたが、米生産については世界との単純な価格競争に対抗する必要性に疑問を持っています。
全てのコストが上昇している中で、更なる生産コストの削減には限界があると考えているためであり、日本の美味しいお米が評価され、減農薬や有機米の生産拡大にも取り組み、付加価値の高いお米として生産コストに見合った価格での輸出が促進されるべきであるとの考えです。
現在もお米の価格高騰が問題化し備蓄米の放出が準備されていますが、今後の米政策の在り方についてより深く議論し持続性あるお米の生産環境が維持されるように求めて参ります。
続いて予算委員会対応。
その後は自民党本部に移動して「GX 2040ビジョン」〜脱炭素成長型経済構造移行推進戦略〜の改訂と、GX推進法(排出量取引と化石燃料付加金)、資源法(資源の有効利用の促進)の改正案についての協議に参加しました。
この分野でもアメリカのトランプ政権の動向が気になるところです。
世界がトランプ大統領の一挙手一投足に注目していますが、日本としてのブレないGX政策を強力に進める必要があると考えています。
午後からは、三菱商事が銚子沖を含む3つの海域で進めている洋上風力発電について「ゼロベースで見直す」と発表したことを受けて、資源エネルギー庁から国としての現状認識と今後の対応などについて説明を受けました。
現時点では十分な情報はありませんが、今後の事業の先行きに不透明感が強まったと感じています。
三菱商事は2021年12月、3つの海域の事業の公募にあたり”破格”で総取りし、大きな話題となりました。
この内の一つが私の地元の銚子沖であり、既に地元とも関係が構築され漁業補償などの協議も進み、”漁業との共生”を看板に掲げてきたところで、今年はいよいよ本格的な陸上工事が始めるというスケジュールでした。
しかし今回、三菱商事が事業の再評価を行うとして今後の進捗を心配しているところです。
洋上風力発電は、我が国のエネルギー構成の一翼を担うものであり、国としても事業スケジュールの大幅な遅れは許されません。
世界の情勢が大きく変化していることは理解しつつも、国に対して正確な情報を収集すると共に事業が着実に進捗するよう求めて参る所存です。
その後は14時30分まで予算委員会の対応。
そして地下鉄に飛び乗り、東京駅から特急「しおさい」で銚子市へ。
銚子市内では創業120年を迎える岡田土建株式会社の協力会「知友会」に出席しました。
建設業を取り巻く様々な問題がある中で、引き続き地域の発展にご協力いただきたい事を申し上げました。 続いては銚子青年会議所(JC)の新年祝賀会に出席。
日頃のJC活動に敬意を表すると共に、若い経済人として銚子市発展の原動力となって行動して欲しい旨、挨拶させていただきました。
私もJCのOBですが、今後も社会を支え地域で積極的に活動していただき、ご提言も頂戴できればと考えています。
引き続き若い世代の方々の活動を応援し、共に山積する諸課題の解決に当たって参りたいと思います。
衆議院議員 小池正昭
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