月例経済報告 「一部に足踏みが残るものの、緩やかに回復している」と前月と同じ判断
こんばんは。おはようございます。
今朝は内閣第二部会に出席。
議題は月例経済報告で内閣府と日本銀行から説明を受けました。
景気についてですが、「一部に足踏みが残るものの、緩やかに回復している。」と先月と同じ判断。
先行きは緩やかな回復が続くと予想されるものの、欧米の高い金利と中国の不動産市場の停滞継続、アメリカの政策動向、中東情勢などの影響に注意が必要。
トランプ大統領が就任して1ヶ月が経過し、鉄鋼・アルミに対する関税措置に加えて、自動車についても25%の関税をかけると報道されている事には最大の関心を持って対応していかなければなりません。
中国経済は、不動産市場が冷え込み物価が停滞、人口減少と合計特殊出生率も1近傍まで低下していることなど、引き続き注視していく必要があると考えます。
続いて農村振興特別委員会・総合農林政策調査会・農林部会の合同会議が開催され、山村振興法の改正についての協議に参加しました。
地方部は人口減少と超高齢化によって今後の持続性に大きな課題を抱えています。
特に山林や農地の保全にも影響があることから、その対策を実施していかなければなりません。
私の地元千葉県も東京に隣接しているものの、同様の問題が顕在化してきている現実がありますので、引き続き議論に参加して必要な政策を見出すべく活動して参る所存です。
その後は党務で全国農業会議所を訪ねました。
久しぶりに国井会長と稲垣専務にもお会いし、自民党に対して頂戴していた要望の対応状況について説明させていただき、また農政の課題や今後の農業委員会のあり方などについても貴重なご意見を頂きました。
千葉県農業会議の会長として活動した経験を活かして、今後も農地問題については特に積極的に関わってまいります。
お昼は昼食を取りながら2つの会議。
午後からは中小企業庁との打ち合わせと要望の対応。
続いて政治改革関する特別委員会の対応。
夕方は「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の勉強会に参加しました。
今日の講師は、前日本銀行総裁の黒田東彦氏。
演題は「日本経済の展望と金融政策の正常化」でした。
世界の中での日本の現状経済と今後の見通しなど、貴重なお話であったと思います。
詳細は省きますが、日本が順調に成長するために国政が責任ある決断と行動をしていかなければならないと改めて感じたところです。
引き続き経済についての政策的議論にも積極的に参加して参ります。
衆議院議員 小池正昭
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