ラピダスプロジェクト関連法案 多くの質疑を経て委員会通過

こんばんは。

今朝は農林水産関係の勉強会からスタート。
内容は「農地政策、耕作放棄地の対応について」でした。

農業の主な担い手である基幹的農業従事者が年々高齢化し、中山間地での耕作放棄地の拡大、また所有者不明農地の増加など、農業生産基盤が脆弱化しています。
この状況に対して我が国の食料安全保障を確立する必要性からも、複合的に絡み合う諸課題の解決に当たっていかなければなりませんが、その中で農地の生産性を向上させることが重要となります。
そして、農地の基盤整備を強力に推進することを求めていますが、何よりも必要な予算が確保されなければなりません。
引き続き、スマート農業など次世代の農業に対応できる農業基盤の整備に尽力してまいる所存です。

続いて、9時からお昼の休憩を挟んで午後まで経済産業委員会。
今日は、北海道での次世代半導体製造を目指す”ラピダスプロジェクト”に関する質疑でした。

かつては日本が世界の半導体を席巻していましたが、今ではその地位は大きく低下しています。
この状況に対して世界的に半導体需要が更に伸びることから、国を挙げての次世代半導体製造への挑戦が始まっています。
巨額の政府支出を伴いますが、経済安全保障上の観点からも”ラピダスプロジェクト”を成功に導くために、官民が協力に連携して取り組まなければならないと考えています。

15時からは国土交通部会に出席。
令和7年版の首都圏白書、土地白書、観光白書、交通政策白書、水循環白書の概要について説明を受けました。
また、4月6日（日）にネクスコ中日本の一部料金所でETCの通信障害が発生した件についての説明もありました。
この影響で、最大1都7県の17路線106箇所で障害が発生。
翌7日（月）14時には応急復旧が完了しましたが、未だに原因調査中とのこと。
早期の原因究明と再発防止策を講じるように求めています。

夕方は成田空港会社、千葉県の耕地課、子ども家庭庁との打ち合わせと続きました。
なお、来週15日には地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会で質問に立つことが決定しましたので、準備を進めてまいります。

衆議院議員　小池正昭