成田国際空港議連が開催され、新たなに「成田国際空港を拠点とした産業基盤強化PT」の設置を決定
こんばんは。
今日は午前中に鉄道関係の打ち合わせ。
成田空港のアクセス向上に欠かせない鉄道ネットワークの課題と今後の整備の方向性について関係者と意見交換しました。
私の思いは、「第2の開港プロジェクト」を進める成田空港において、世界最先端の施設であるべきというものです。
当然にコストとのバランスが求められますが、これまでの課題を解決するのは当然、まずは理想形をしっかりと位置付ける必要があると考えています。
既に検討が進んでいる部分も多くあるようですが、国際線の基幹空港として相応しい”国の顔をつくる”という意識を常にもって臨んで欲しいと考えています。
11時45分からは、自民党成田国際空港推進議員連盟の総会が開催され、事務局次長として司会を務めました。
空港会社NAAから「成田国際空港の更なる機能強化について」、航空局から「今後の成田空港施設の機能強化に関する検討会について」、千葉県から「総理要望に沿った取り組み及びNRTデザインセンターの取り組み状況について」、そして千葉県議会議連、空港周辺市町首長、関係団体から意見を頂きました。
その後出席した各議員からご意見を頂きましたが、「国際空港の持つポテンシャルを最大限に活かした産業政策を力強く進めるべき」、「国内各地の産業とのネットワークを構築すべき」などがあり、会議の最後に「成田国際空港を拠点とした産業基盤強化PT」の設置を含めた決議文を採択しました。
いよいよ空港整備のみならず、産業拠点整備に関しても具体的な動きとなりつつありますので、引き続き最大限に努力して参ります。
なお、新たなPTでは私が事務局長を務めます。
続いて「日本・オーストリア議員連盟」の総会で、日本・オーストリア関係の今後と協力強化について、駐日オーストリア共和国大使との意見交換。
その後は、ひきこもり支援推進議員連盟の総会に出席し、厚生労働省、内閣府、全国ひきこもり家族会連合会、ひきこもり未来創造リレーション、ひきこもりUX会議から現状について説明を受けました。
身近な基礎自治体におけるひきこもり支援の充実が求められる中で、全国の90%の自治体で相談窓口の明確化が図られ、実態調査も約6割の自治体で実施されているとのこと。
国では今年度16億円の予算をもって、市区町村においての特化した相談窓口の設置や居場所づくり、当事者会・家族会の開催など、ひきこもり支援体制の構築を進めています。
また、内閣府では孤独・孤立対策推進法に基づいて重点計画を策定し対策を講じていますが、コロナ禍によって社会環境が変化し、様々な問題が顕在化しています。
また、こどもの自殺者数は増加し高止まりになっている現実もありますので、引き続きひきこもりが重大な問題として捉えて対策を講じるべく活動してまいります。
次に、国際協力調査会 TICAD PT・日AU友好議連合同会議。
続いて、科学技術・イノベーション戦略調査会。
次期科学技術・イノベーション基本計画に向けたヒアリングとして、理化学研究所(五神 真 理事長他)から「AI for Scienceによる科学研究の革新について」説明を受けました。
端的には、「生成AIは人類のこれまでの歴史が揺らぐほどの変化をもたらし、第4次産業革命が到来している」とのこと。
その中で、 世界の国や企業、技術者が最先端の研究を進めている中で、「Made in Japan」ではなく「Made with Japan」を目指すべきとの指摘がありました。
科学研究向け生成AIモデルの開発が重要であり、理研の総合力が活かせる環境を支援すること、またAI+科学知識+計算(スパコン)の密接な連携が重要であり、無尽蔵である科学データを集めていくことの必要性を認識したところです。
その後は、「町村の振興を考える会」意見交換懇談会、そして第103回全旅連全国大会懇親会に出席しました。
夜は議員有志での意見交換会。
急遽セットされた明日の本会議についてなど今後について様々な話題が上がりました。
議員間の連携の重要性を感じつつ、帰路に就いたところです。
衆議院議員 小池正昭
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