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2025年6月18日 (水)

理解できない財務金融委員長の解任決議

こんばんは。

Img_5842 Img_5841 今日はまず、畜産・酪農対策委員会に出席。
生乳の需給状況について確認しました。
今後の取り組みとして、酪農や牛乳・乳製品の様々な価値を広く訴求し、輸出促進とインバウンド需要の取り込み、国産飼料による安定した生産基盤の実現に向けた取組みの必要性が指摘されました。
引き続き課題意識を持って活動して参ります。

続いて内閣第二部会・財務金融部会・金融調査会の合同会議で、「月例経済報告(令和7年6月)」について内容を確認しました。

Img_5846 Img_5856_20250625101301 Img_5853 その後は国会見学の対応。
母校でもある成田市立三里塚小学校と、成田市立成田小学校の6年生が国会見学に来てくれました。
特に三里塚小学校の児童の中には、理事長を務める地元保育園の卒園児が多数いて久しぶりに再会。
すっかり成長した姿と、覚えていてくれたことに感動したところです。
両校の6年生の皆さんには、国会の機能と重要性に理解を深めてもらうと同時に、見学した記憶を留めて成長していって欲しいとの思います。

午後からは本会議。
野党から財務金融委員長の解任決議案が提出され、野党の賛成多数で可決してしまいました。
ことの発端は、野党が急に提出したいわゆるガソリンの暫定税率廃止法案の審議が、担当の財務金融委員会で進まないことについて、野党が委員長の責任として解任決議を提出したものです。

そもそも自民党と公明党は、国民民主党とガソリン暫定税率の廃止について合意し、その手続きを進めることとしています。しかし野党は、ガソリン暫定税率廃止に伴う国地方合わせて1兆円を超える財源の確保を明確に示さず、法案の施行日も何と来月の7月1日という全く準備期間も周知期間もない現実離れした提案をしてきました。
そして、既にガソリン暫定税率廃止を三党で正式に合意した国民民主党までもがこの案に賛同したことには、正直驚きました。
振り返れば、2009年に誕生した民主党政権は、「ガソリン暫税率の廃止」を公約に掲げていましたが、結局財源をを見つけることも出来ずに諦めた経緯があります。

私たち自民党と公明党は、井林財務金融委員長に瑕疵は全くなく、数の力だけで委員長を解任し、国民へのアピールのために無理のある法案を委員長を変えてまで無理な法案を可決しようとする行動を全く理解することは出来ませんでした。

ただし衆議院の現在の状況は少数与党であり、野党の数にはかないません。
少数与党である現実を認識しながら野党からの提案を受け入れて法案の修正などに臨んできた中で、参院選への単なるアピールに走る野党の行動に強い違和感を覚えています。

なお、休憩後の本会議で財務金融委員長の選挙が行われ、新たな委員長が選出されています。

Img_5857 本会議休憩中には、千葉県町村会会長である岩田東庄町長が会館の事務所を訪れていただきました。
国への要望について説明を受けましたが、課題をしっかりと受け止めて対応して参る所存です。

また、本会議後は全国保育推進中央研修会交流会に出席しました。
時間の関係で短時間でしたが、全国保育推進連盟会員と全国保育関係者の方々からご意見を賜りました。
私自身も保育園運営に携わる身として日頃から多くの課題を認識していますので、団体の皆さんと歩調を合わせつつ国政の場で課題の解決に当たって参ります。

衆議院議員 小池正昭

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