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2025年6月20日 (金)

非現実的な野党提出ガソリン暫定税率廃止法案

こんばんは。

Img_5874 Img_5877 Img_5884 国会は明後日の会期末控えて、各常任委員会、特別委員会で順次閉会手続きが行われました。
また委員会の合間に、地元の成田市立本城小学校の6年生が国会見学に来てくれていましたのでお出迎えして挨拶。
尚、今日の衆議院の見学は約3,000人との事。
国会見学真っ盛りの中、衆議院各委員会の出席が続い午前中です。

そして13時から本会議。
野党は、全く瑕疵のなかった井林財務金融委員長を数の力で解任し、社会を混乱させる現実離れしたガソリン暫定税率廃止法案の審査をわずか3時間で打ち切り、委員会で採決を強行しました。
そして本会議に緊急上程され、各党の討論が行われた後、自民党と公明党を除く野党の賛成多数で可決となりました。

自民党は、既に公明党と国民民主党との三党協議で現在25.1円かかっているガソリンの暫定税率の廃止に合意しています。
しかし、廃止にともなう国と地方合わせて1.5兆円の財源をどうするのか、また社会や経済に混乱をきたさないようにどう手続きを進めるのかなど、検討を進めなければなりません。
しかし、今回野党が提出した法案は、施行日を7月1日に設定しているという無理があります。

先日も記載しましたが、そもそもこのガソリン暫定税率の廃止は、2009年に民主党政権が誕生する際の公約でした。
しかし、当時の民主党政権は実現することが出来ず断念しています。

また少数与党となり野党の意見を聞き、時には提案を受け入れる”熟議の国会”を続けてきたにもかかわらず、実質審議を3時間で打ち切っての採決となったことは、自民党として受け入れ難いものでした。

結果として国民の審判を受けた今の衆議院の結果であることを受け入れなければなりませんが、参議院では本来の議論が展開されるものと期待しています。

初めて経験した通常国会。
振り返ると様々なことがありましたが、改めて国としての方向性、国民の生活、国の経済、世界各国との外交や防衛など、多くの責任を新たに痛感したところです。
明後日の会期末までまだ何があるかわからない状況で、引き続き緊張感をもっていかなければなりません。

Attpf8n3j_9fcvxfs3uavsnata3xqs10oqelwftb 本会議が終わってからは急いで電車に乗り千葉市へ。
出席予定だった千葉県看護連盟通常総会の会場に向かいました。
しかし、残念ながら総会には間に合わず。
既に会場は後片付け作業にに入っていましたが、寺口惠子会長はじめ役員の方々に何とかご挨拶できました。
看護連盟の皆様には、日々、県民の命と健康を守るためにご尽力いただいていることに、心から感謝申し上げます。

衆議院議員 小池正昭

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