コメ政策関係 生産現場の”人”と”農地”を守る
こんばんは。
今日はまず、超党派で組織する「農業の未来を創造する議員連盟」の設立総会に出席。
農林水産省より、農業をめぐる新技術等の現状と課題についての説明を受けました。
新技術の開発と実装を進めていく中で、農業現場にいかに適切にかつ迅速に有用な情報を伝えるかが課題であると認識しています。
また、新技術を備えた農業機械は特に価格が上昇している現実もあり、農業者と農地が今後減少することも予想される中で、既に世界に目を向けている日本の機械メーカーが国内マーケットをどのように位置づけているのかという点にも課題が出てくると考えています。
米価高騰を契機に、国民が農業に係る様々な問題に目を向けていますが、この流れを一過性にすることなく、農業は国の重要な政策であるという認識が正確に広がるように努力すると共に、問題の解決に当たって参ります。
午後からは、自民党農業基本政策検討委員会「米政策の推進状況について」の議論に参加。
随意契約による備蓄米の放出、そしてSBS米(主食用輸入米)の前倒し入札などで、稲作を営む農家から今後の米政策についての不安の声が多数寄せられています。
私からは、お米の生産現場を重視した政策を実行していく方針である自民党としてのメッセージが、正確かつ明確に伝わっていない現実を指摘しました。
稲作経営を営む農家の方々に丁寧に説明して参りますが、小泉農相の「じゃぶじゃぶ」発言は記者が発した言葉を引用して答えたものであることもご理解いただきたいと思います。
なお、私は、食料安全保障の確立には、生産現場の”人”と”農地”を守ることが基本であるという考えです。
その後は、国家の将来構想から出入国在留管理を考える議員連盟設立総会に出席。
国立社会保障・人口問題研究所の是川夕国際関係部長から「国際人口移動と日本」-グローバルな動向、我が国への影響ーと題してお話を伺いました。
日本の人口減少と労働力不足で、今後も外国人材が増加すると予想されますが、日本の場合は、欧米の家族移民が多いのとは異なり、労働を目的とした流入が主であること、またハイスキル人材の受け入れ先となってきていることなどが示されました。
地方では外国人受け入れを推進する首長が多いものの、受け入れに関する政策が進んでいない実態もあるとのこと。
国として必要な施策を展開し、適切な対応に当たるように求めていかなければならないと考えています。
会館を出てからは、住宅生産団体連合会の令和7年定時総会後の懇親会に出席。
そして国土交通関係の意見交換会に出席しました。
思いのほか早めに終わった関係で帰路の電車の乗り継ぎもスムーズでした。
さて明日は、急遽ガソリン暫定税率廃止に関する本会議が予定されるとのこと。
最終盤になって荒れ模様の国会ですが、自民党としてスジを通した行動をするまでです。
衆議院議員 小池正昭
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